高齢患者さんの脊柱管狭窄症の回復例
高齢の方の脊柱管狭窄症の回復例 76歳 男性 彦根市在住
状況と症状
3年前に田んぼ仕事でギックリ腰が切っ掛けで、慢性腰痛に。
病院で脊柱管狭窄症の診断。
牽引治療と電気治療行うが変化なし。
むしろその後は徐々に悪化し、最近は歩行や長時間の立位でも辛くなり来院。
経過
初回~4回の施術では、変化が少なかったが、5回目から改善が見られてきました。3回目からセルフケアとしてSバランス-ストレッチを指導。
通院から1ヶ月が経過した頃から急激に楽になって、歩行も問題なく出来るようになりました。
通院から2ヶ月経過した時点で、普通に問題なく生活出来るようになり終了しました。
考察
少し腰の後弯があり、下半身の筋肉の緊張が強く出ていました。
背骨の調整と並行して、セルフケアを指導。
指示通りに通院とセルフケア体操を継続されたので、回を重ねる度に症状が緩和していき無事2ヶ月で終了することが出来ました。
年齢が高くなると年のせいで諦めてしまう方もいますが、この方の場合は、初回時に「自分の自己治癒力を信じて、適切な自助努力をしてくださいね」という提案に納得し共感 して頂きました。
《適切な施術とセルフケア》と「体を治すのは自分自身の治癒力」であることの《ご本人の自覚》これらの条件がが揃うと、ドンドン回復していく場合が凄く多いです。
高齢者の方が回復するパターン
高齢な患者さんが回復するのは、時間と回数がかかる場合が多いです。
心情的には辛い状態を少しでも早く楽になってもらいたいですが、古傷の修復には時間が必要なのです。
比較すると学生やアスリートの場合は、大きなケガを除いて短期間で回復します。(1~3回位)これは損傷部分の組織の劣化が無いからです。
しかし、高齢者の場合は長期期間に渡り少しずつ組織レベルで損傷している場合が多いので…
◆施術で歪みや緊張が取り除かれる→損傷部分に栄養や酸素やエネルギーが届く→組織が回復→痛みや症状が緩和→完全治癒
というプロセスにより回復するので、時間と回数がかかるのは当然の原理原則なのです。
当院での高齢者の患者さんが回復するパターンは、
上記の原理原則を理解した上で、
自分の自己治癒力の存在を認識して信頼する
指導した日常生活の注意点を厳守し、
セルフケアを地道に継続しつつ、
通院を地道に継続した場合に
健康を回復されているパターンが本当に多いのです。
慢性痛から脱出するには「一朝一夕にはいかない」「ローマは一日にて成らず」が真実なのです。
「千里の道も一歩から」適切な刺激を体に与え続けて、誰もが持っている自己治癒力が働きやすい状況を作り持続していくことで、健康回復の道が拓けていくのです。
※感想は個人のご意見です。施術効果には個人差があります。
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滋賀県近江八幡の整体院『グッド バランス』
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